AIに勝つ!アンタの財布が「死なない」理由!
- 柴原義也

- 1月2日
- 読了時間: 2分
VOL.68
おはよー
きょうもやるで!(笑)
2026年の幕開けとともに
オレたちはかつてない
「完璧」な世界に
足を踏み入れ始めてる
最新のAIエージェントは
もはや指示を待つまでもなく

オレたちの好みを先回りし
事務作業から芸術の模倣まで
驚異的なスピードで完遂できる
そやけどな
この「ミスの一切ない世界」が
広がれば広がるほど
オレたちの心は ある種の
飢えを感じ始めてる思うで
なんでかいうたら
世界中の富裕層や
審美眼を持つ人々の間ではな

あえて
「デジタルから最も遠いもの」を
求める動きが加速してるからや
その象徴が
一針一針を人の手で縫い上げる
レザー職人の世界やわ

なぜ 最新の3Dプリンターや
精密ロボットでも
一流の職人が作る
革製品を超えられへんのか
そこには
AIが逆立ちしても理解でけへん
「命の読み解き」がある
革っていう素材は
かつて生きていた動物の
命の記憶やで
部位によって伸び方が違ったり
血管の跡や生前の傷
その日の湿度によっても
表情を変える

AIはデータを「平均化」して
最適な数値を導き出すけど
職人は違うで
指先の感覚だけで
その革が「10年後に
どう育ちたいと言っているか」を
聞き取るんやで
例えば
コバ(革の裁断面)を
磨き上げる作業
職人は
革の繊維密度に合わせて
力加減をミリ単位で
いや それ以下の
「呼吸」レベルで
微調整することができる

AIには「摩擦係数」いう
計算式はあっても
革と対話する
「共感」することはできんわ
職人が込めた
微細な「揺らぎ」こそが
機械には出されへん温もりと
時を経るほどに
持ち主の手に馴染む
不思議な力を生む
効率と正解が
支配する現代において
職人の手仕事は一見すると
「無駄」に見えることも
多いと思う
しかし その無駄こそが
オレたちが人間であることを
証明する最後の砦やと思うわ
AIが
どれほど進化しようとも
そこに
「魂」を宿すことはできない

あんたが手にする
その革の財布に宿る
言葉になれへん「気配」
それこそが計算不可能な
人間にしか生み出されへん
究極の価値なんやで
オレも
アンタも
自分の価値高めていこや
じゃあ
またあした


